FX取引は証拠金取引ですので、レバレッジをきかせることによってボリュームのある取引が 可能となっています。
しかし、含み損が拡大すると追証が発生し、最悪の場合は建てているポジションを強制的に決済されてしまいます。これは、証拠金としておさめた資金が全部なくなるのではないのですが、実際にこうした場面 を体験されると、やはり精神的にかなりつらい状況に追い込まれます。
為替市場では、ドル・円相場で平均して1日1%ぐらいは動きますので、この点をしっかりと おさえるべきです。FX取引を始められたばかりの段階ではなかなか厳しいかもしれません。運用資金を拡大するため、ある程度一回の売買で資金を投入しなければなりません。
しかし、実際にFXを始めたばかりの頃は、それほど潤沢な資金があるわけではないので 、「レバレッジを高めるか」、「毎月定期的に資金を増やすか」、いずれかの選択を迫られます。
ある程度のことを学ぶ必要があります。無知のままでは勝てません。
取引してみれば分かると 思いますが、実際に利益を出すのはそれほど容易ではないので、注意しなければなりません。結果的には、資金を増やすどころかマイナスになる可能性が高いので、始めたばかりの頃は、 資金を増やすことよりも、減らさないことを考えて売買した方が良いかもしれません。
当然のことながら、レバレッジはできるだけ低く設定し、資金は投入せずに次の段階に進むまで 取っておくべきです。とくに現状のような相場ではなおさらです。
ある程度経験を積まれて、しっかりと相場にて自分自身をコントロールできるようになってから、 資金を増やし、資金の拡大を目指すべきだと思います。