FX取引で、日常的に短期売買を行なっていながら、時間帯を決めずに好きなときに好きなようにFX取引を行っている方も少なくありません。
しかし、もし、今現在ポジションを持っていないのであれば、しっかりと取引時間帯を予め設定してトレードを行なったほうが効率のよいトレードが行なえます。
これは、一日の自分のリズムにあわせることになるわけです。
例えば仕事をする上でも、 朝一番に出社して11時くらいまでが一番効率よく仕事が出来る人と、逆に、夕方5時過ぎから残業して、一気に片付ける方が効率よく仕事が出来る人もいます。
時間帯は人それぞれ違います。ですので、外為市場がいくら24時間取引可能だからといっても、長時間やれば勝てるわけではありません。
人によっては市場参加者が多い時間帯よりも、少ない時間帯の方が利益をあげやすいトレーダーもいます。ですので、時間を設定する必要があるわけです。
また、経済指標の発表がある日は、トレードする、しない、ポジションを取らない、といった形で細かくルール化するのも有効です。こうすることで、市場にふりまわされない効率のよいトレードを行なうことが出来るのでストレスも軽減されます。
上述したような、ルール化して売買することのデメリットとしてはFXでトレードする分にはさほど問題はないのですが、もしかしたら場合によっては、仕事や学業の関係上で日常生活的に効率よく行動できないことでストレスになるかもしれません。
もしそういった場面に遭遇した場合は、相場の動向を伺いながら好きなときにトレードをされる方が良いでしょう。
しかし、固定すると相場の特徴がつかみやすくなりますので、 固定することによるメリットは決して低くないのでおすすめです。