開運、幸運、運勢、運気、運試し、、、この「運」という言葉、特にお正月はよく耳にしますよね。
2022年の運勢は?、運気アップのパワースポットは? などという番組が、テレビでは目白押し。
では、そもそも「運」や「運気」とは何なんでしょう?
辞書によれば、
「運」とは、“人知でははかりしれない身の上の成り行き。めぐり合わせ”
「運気」とは、陰陽道や漢方医学で、天地・人体を貫いて存在するとされる五道六気。
解釈自体が難しく、捉えどころがないモノ。自分ではどうにもできないモノのように感じますね。
「運」に関しては、
“幸、不幸などをもたらし、状況を動かしていく、人の力ではどうすることもできない作用”
と明記された辞書もあり、“人間にはどうすることもできない宇宙の働き”というような意味合いがあります。
やっぱりそうか!
「人のチカラでどうにもならないなら、運をよくしようとしても無駄だ」と、あきらめると、途端にやる気が失せますが、
「いやいや、運も自分で変えられる。ていうか、変えてみせる」と考えると、気合いが入り、やる気が出てきませんか!?
捉え方次第で、「気(持ち)」のパワーが変わってきますよね。
実際に、スピリチュアルな世界では、「『運』は自分次第、自分で作ることができる!!」というのが常識。
さらに深掘りしていくと、 心の状態×徳 が「運」に大きく係わってくるらしいです。
成功者に、「なぜあなたは成功できたのですか?」と尋ねると、ほとんどの成功者は、「私は運がよかったのです!」と答えるそうです。アスリートや勝負師など、自分の技術や能力で結果を出していく人達も、一流の世界では、技術や能力を超え、「運の強さ」が極めて重要な条件になります。
ある研究者が、世の中で「成功者」と呼ばれる人々が、人生を回顧する自叙伝や回想録において、どのような言葉を使っているかを調べたところ、最も多く使われていたのは、
「偶然」「たまたま」「ふとしたことで」「折よく」「幸運なことに」といった「運の良さ」を語る言葉だったそうです。
興味深いですね。
運も気も、一種のエネルギーです!
そして文字通り、動くもの、運ばれてくるものです。
元気で活気ある人やそのような空間にいると、ポジティブな気が自分にもうつって、ウキウキ・ワクワクしたり、やる気や熱気が内から出てきますよね。
「気」=心の状態は、周囲の環境と影響し合っていることが実感できます。
「嬉しい!」、「楽しい!」、「ついてる!」などと、気分良く過ごしていると、ポジティブな波動を発して、似たような波動のものを引き寄せます。(いわゆる「引き寄せの法則」と言われている現象、逆もまたしかりです。)
そして、ポジティブな良い心持ちでいると、周りの見えるものが美しくステキに見え、その一つ一つが、“当たり前ではない”と感じられてきます。
すべてが、「当たり前ではなかった」と感じられるようになってくると、
ここから、じわりじわりと、「ありがたい(有難い)」という気持ちが生まれてきます。
「ありがたい」という感謝の気持ちは、開運に大きく作用するようです。
世の中が、新型コロナのパンデミックによって、世界が一変してから早や二年以上がたちました。
そして、このコロナの発生によって、当たり前だと思っていた日常生活や人とのふれあいが、どんなに有難いことだったのかを思い知らされています。
普通に暮らせることが当たり前ではなく「有難いこと」と感じるようになりました。
実際は、新型コロナの発生では、ネガティブな状況に陥っている人達が大多数かと思いますが、
人の力ではどうすることもできない宇宙の働き(運)であるといったん受け入れて、
コロナによるダメージや逆境をバネにして、幸運をつかみとった人達もたくさんいらっしゃいます。
「『運』は自分次第、自分で作ることができる!」と言われる所以が、ここにあるのではないでしょうか?
今日の一言一笑(いちごいちえ)✐
「運は、未来を信じ、あきらめずに動き続ける先にあるもの(では⁈😊)」